技術文書(Annex VII)の作成で実際に時間がかかるのは書式ではなく、包装サプライヤーから一次データを集める工程です。日本の包装サプライヤーの多くはEU域外での取引が中心で、PPWRという制度名を聞いたことがないことが珍しくありません。この資料は、制度の背景を説明したうえで、求める情報を過不足なく引き出すための依頼文です。
収録内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 求める情報の一覧表 | 包装材の種類・素材構成と重量・再生材含有率・PFAS/重金属・リサイクル可能性の5項目 |
| 依頼文(日本語) | 制度説明の段落+要求項目表+回答期限の3要素を含む全文 |
| Request Letter(英語) | 日本語の直訳ではなく、英語で通る文面として書き起こし |
| 请求函(中国語) | 同様に中国語で通る文面として書き起こし |
| 差し替える語句の一覧 | 【自社名】などの差し込み語句を3言語一括で対応表にしたもの |
制度説明の段落はそのまま使える形にしてあります。相手がPPWRを知らない前提で書かれているため、削らずに使うことをおすすめします。
向いている人
包装サプライヤーへPPWR対応の情報を初めて依頼する担当者。特に、海外サプライヤーとのやり取りで英語・中国語の文面をゼロから書く手間をかけたくない人に向いています。
すでに督促を送っている場合は、この依頼文とあわせて返ってこない調査依頼の督促テンプレート3段階の段階を追ったリマインドに切り替えることで、初回の理解不足とその後の優先順位の低さ、両方に対応できます。
使い方
対象となる包装材のSKU・型式番号を先に自社で一覧化してから、依頼文の該当箇所を埋めてください。対象が曖昧なまま送ると、相手も何を調べればよいか分からず、回答が遅れる原因になります。
一度にすべての項目の回答を求めず、部分回答でも構わない旨を明示してあります。すべてが揃うまで待つと期限に間に合わなくなるため、まず答えられる範囲から回答してもらい、残りを追って集める運用を前提にしています。
依頼文の設計意図と、送るタイミング、回答が得られなかったときの代替策は包装サプライヤーにPPWRを説明して情報を引き出す(依頼文つき)に全文と合わせて書いています。